Crossroads 29

2008年度から2012年度まで、文部科学省支援戦略的研究基盤形成支援事業として 「アジア東岸域の環境圏とそれに依存する経済・社会圏の持続的発展のための研究拠点形成」 の総合研究を終えようとしている。米国の運営する極軌道衛星TerraとAqua搭載のMODISと 、同じく極軌道衛星Suomi-NPP搭載のVIIRSによる地表面観測データの直接受信体制を構築し 、5つの研究グループによる環境と経済・社会に関する総合研究を実施してきた。
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Crossroads 28

東京情報大学の衛星リモートセンシング技術と衛星画像情報の活用は、これまでの単なる衛星 画像の表示から画像の基盤とした分析へと展開した。画像の種類もよく目にするモノトーンの 衛星画像から、目的に合わせた表面温度や植生指数の画像など多彩になり、衛星画像以外の画 像も用いられている。戦略研究に用いられているMODISデータは中解像度であるため、解析精度 は決して高くない。
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Crossroads 27

東京情報大学(千葉市)で2001年から受信しているシステムに加えて、2008年に東京農業大学オホーツクキャンパス(綱走市)、2009年(6月)に東京農業大学宮古亜熱帯農業(宮古島市)で新たに MODIS-NPP対応の衛星データ受信システムが投入され、オホーツク海からフィリピン全域を含む 東アジア域のMODIS衛星による観測体制を整備している。3地点の受信局により、MODISデータを用いた東アジア域の現状植生図の作成が可能となった。
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Crossroads 26

東京情報大学の特色ある研究の柱である、文部科学省の私立大学戦略的研究基盤形成支援事業 による「アジア東岸域の環境圏とそれに依存する経済・社会圏の持続的発展のための総合研究 」は、本学及び東京農業大学はじめ国内外の多くの研究者の参画を得て、2008年から2012年ま での5カ年で研究が進められ、3年目の昨年には中間報告をもとにした中間評価で〔A・A〕の 結果を得ている。
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Crossroads 25

衛星データは、環境分野、農業分野から経済分野など、幅広い分野の研究で利用されている。 これらの研究を推進するためには、衛星データの管理、運用とデータを活用するための環境構 築が必要である。本論では、気象変化や環境変動などに関する研究を支援する衛星データ解析 システム(以下、解析システム)の概要、解析システムの利便性や高性能化を実現する上で必要 なデータベース化、計算資源のスケジューリング機能や仮想化機能などについて記述する。
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Crossroads 24

MODIS画像集(CROSS ROADS) 現在,日本の農業経営は大きな変貌を遂げている。こうした農業経営をどのように評価するかは議論の分かれるところであるが,本論では情報の活用という視点から考えてみたい。農業経営において情報を戦略的に活用している事例は,大きく次の3つに整理することができる。第1は生産管理の局面での活用,第2は環境保全型農業構築場面での活用,第3はマーケテイングでの活用である。以下,これらの内容について紹介し,農業情報利用の将来方向を考えてみたい。
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Crossroads 23

MODIS画像集(CROSS ROADS) 2009年の黄砂観測日数(国内の気象官署のいずれかで黄砂現象を観測した日数)は22 日、黄砂観測のべ日数(国内の気象官署で黄砂現象を観測した日数の合計)は251日でした(参照:気象庁,http://www.data.kishou.go.jp/obs-env/kosahp/kosa_shindan.html)。
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Crossroads 22

地球環境が有限であるという認識が世界的に広まったのは、1972年、メドウズらによるローマクラブの「成長の限界」が公表されたことが大きな契機となった。それから20年後の1992年、ブラジルのリオ・デジャネイロで開催された国連環境開発会議(UNCED,通称「リオ・サミット」)では、「持続可能な発展(sustainable development)」が主要課題として掲げられた。
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Crossroads 21

戦略的研究基盤形成支援事業「アジア東岸域の」一つの整備事業としてTERRA(テラ)衛星とAQUA(アクア)衛星搭載のMODIS及びNPP搭載のVIIRSによる観測データを直接受信する地上局を整備する。  これらの地上局による衛星観測データにより、アジア東岸域の環境に関する各種データを広域にわたり取得し、データベース化を図る。
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